東洋医学の「冬の養生」は「腎臓」を守る!ポイントは冷え対策にあり
11月7日は二十四節気のひとつ「立冬(りっとう)」です。過ごしやすい秋から、徐々に冬の気配を感じ始める頃。「ここからどんどん寒くなっていきますよ!」の合図と言えば、わかりやすいかもしれませんね。東洋医学では、季節の変化に伴って、身体の弱い部分も変化していきます。
春は肝臓、夏は心臓、秋は肺。そして冬は、寒さや冷えが苦手な「腎臓」が弱る季節なのです。冷え性の方には、憂鬱な季節。今日は「腎臓を守る」という目線から、冷えを和らげる方法をご紹介します。簡単な日常生活から、腎機能を守る食材。さらには東洋医学でもお馴染みの「ツボ押し」まで。今年の冬を元気に乗り切るためには必見です!
東洋医学での「腎」とは?
東洋医学には「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」という基本概念があります。この中の「腎」は主に腎臓をはじめとした生殖器や泌尿器を司っています。またそれだけでなく、発育や生殖に影響する生命エネルギーのことも指します。「腎」の働きが弱まってくると体内になる「悪いもの」が停滞しやすくなり、色々な不調が出てきます。
・膀胱の働きで落ちてきて、夜間尿などに悩む。
・疲れやすくなる、息切れや根気がなくなる。
・むくみや皮膚の乾燥など。
・下肢の冷え …など。
「腎」をケアすることによって身体の回復だけでなく、精神的な働きにも効果があると言われています。冬になると「疲れが増す」「無気力になる」など、一見いつも通りの気怠さであっても侮れません。腎ケアをすることはとても大切なことです。
「腎」を補うために効果的な3つの方法
「腎」を守るためにできることは、日常の小さなことや、食事などたくさんあります。今回は、今日からすぐにできる3つの改善法をご紹介。
腎を補う方法①「冷え対策」
腎を弱める原因の1つは、やはり「冷え」です。寒さや冷えが苦手な腎臓は、特に下半身が冷たくなってしまうと負担をかけやすくなります。冬場でも下半身を冷やすような服装はなるべく避けたいです。また、サラダやスムージーなどは季節問わず、よく選ぶ人も多いのではないでしょうか。こういった食事からも冷えの原因はつくられています。
そんな時、1番のオススメは「湯船に浸かる」ことです。つい忙しいとシャワーで済ませてしまいがちですが、ゆっくりと湯船に浸かり、身体をしっかり温めることが大切です。服装もワンピースやスカートを着用する際はタイツを履くなど、おしゃれに気を遣いつつも、しっかり防寒対策をしてくださいね。
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腎を補う方法②「補腎作用のある食材」
穀物・野菜類
黒豆/小麦/黒ごま/にら/キャベツ/ブロッコリー
肉・魚類
卵/鶏レバー/豚肉
うなぎ/えび
腎を補う方法③「ツボ押し」
ツボ押しも東洋医学の「気」の概念に基づくもの。気は体内に流れる「経路(けいろ)」をとおり、内臓や皮膚などに働きかけていきます。経路には気の出入り口となる「経穴(けいけつ)」、いわゆるツボがあります。ここを刺激すると経路を流れる気がスムーズになり、内臓などを刺激して体調を整えてくれるのです。
<太渓(たいけい)>
内くるぶしとアキレス腱の間のへこみを指します。へこみを押して指先に動脈の拍動を感じるところを押してみましょう。
<腎兪(じんゆ)>
おへその真後ろの背骨から両脇にずれた部分。指圧して気持ち良さを感じるところを中心に温めてくれる効果があります。
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漢方でも「冷え」対策ができますよ
いかがでしたか?腎を守るためには、まず「冷え」を取り除くことから始めましょう。特に女性は冷やすく、悩まれる方も多いです。しかし、冷えのために病院に行くことは少ないですよね。明らかな病名がない、そんな身体の悩みには、実は漢方薬もオススメです。その人の体質や生活習慣、症状から生薬を配合してつくられる漢方薬は、その人それぞれにあったものを処方できる、まさにパーソナライズされたお薬です。冷えの原因や冷えやすい箇所を探り、体内にしっかりアプローチしていきます。すると、なんとなく不調だったのが、じんわりと効果を実感できるようになり、体質改善にもつながります。
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