東洋医学の「秋の養生」は「肺」に注意!効果的な食材3選
秋といえば「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」…過ごしやすい季節で色々なことにチャレンジしたくなりますね!しかし一方で、猛暑から一転、急に気温が下がり、安定しない気候もあって体調を崩しやすい季節ともいえます。秋の養生として、オススメの食材を東洋医学の視点でご紹介。季節の移り変わりに負けないよう、整えていきましょう。
東洋医学での秋は「燥邪(そうじゃ)」の影響を受ける
夏の高温多湿の気候から、秋の到来とともに気温が下がり、空気が乾燥していきます。日本は特に四季がはっきりしているので、季節ごとに自然から受ける身体への影響も変化します。その中でも風に乗って影響される「邪(じゃ)」が、いわゆる風邪のこと。季節ごとに夏は「湿熱邪(しつねつじゃ)」。秋は「燥邪(そうじゃ)」。冬は「風寒邪(ふうかんじゃ)」と呼ばれ、風邪の症状や特徴、治療方法も変わるのです。
秋の「燥邪」はどんな症状?
昔から「秋になると肺を痛めやすい」と言われています。ここでいう「肺」とは、東洋医学でいう五臓と呼ばれる内臓のこと。「肝(かん)」「心(しん)」「脾(ひ)」「肺(はい)」「腎(じん)」の5種に分類される中で、「肺」は気を巡らす呼吸器系を指します。風邪の症状だけでなく、水分の循環や皮膚の乾燥もこちらに分類されます。
秋の冷えが、肺を冷やしたり、損傷したりするのです。それだけではなく、秋が深まると乾燥が進んで喉や鼻、皮膚にも影響がでてくるので「燥邪」が原因で皮膚トラブルや感染症などが心配されます。
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https://ec.neotao.jp/shop/information/column_01秋の「燥邪」に欠かせない!「肺」を補うオススメ食材は?
過ごしやすいからといって決して油断ができない秋。快適に過ごすために取り入れたい食材をご紹介します。
1.トマト
スープやジュースだけでなく料理にも欠かせない食材、トマト。実はとても万能な野菜でもあります。トマトは身体を潤し、低下した胃の働きを高めて消化を促す作用があります。また低カロリーなのに、栄養成分が豊富なのも嬉しい特徴。ビタミンC、ビタミンE、むくみを防止するカリウムや抗酸化作用で老化を防ぐリコピンも含まれるため、皮膚の乾燥などにも適した食材と言えるでしょう。
皮膚の乾燥などに効果的な漢方薬は?こちらもチェック!
https://ec.neotao.jp/shop/information/column_162.レンコン
レンコンは実は「潤いを与えてくれる」食材です。ビタミンCが非常に豊富な上に水分も多い食材なので、喉の乾き、痛み、咳、痰などの改善にも効果があると言われています。それだけでなく、慢性的な下痢や女性の不正出血の症状にも適した食材です。
3.鶏肉
鶏肉は肉類の中でも消化吸収が良いとされ、胃腸に負担をかけずに摂取できる食材です。お腹を温めて「気」を補う役割があるので、食欲がない時や、慢性的な下痢の症状に悩む人にオススメです。夏に無理をしてしまった人には、体力の回復効果も期待できます。
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https://ec.neotao.jp/shop/information/column_13東洋医学を知ると「不調の原因と対処法」が見えてきます!
「喉が痛い」「下痢をしている」など身体の症状にフォーカスして薬を処方している西洋医学とは異なり、東洋医学では、人それぞれの体質や生活習慣などを見ながら身体にあった治療方法や漢方薬を処方します。そうすることで体質改善や病気を未然に防ぐ身体づくりをしていくのが基本の考え方です。それだけではなく、季節や気候、さらにはその土地の風土も影響を受けるので、身体を取り巻く環境の全てから、最適なお薬を処方する、それが漢方薬です。同様に適した食材を知り、積極的に取り入れることで改善に導くことも大切なのです。
「いつも同じ不調に悩まされる」「この季節はいつも辛い」など慢性的な症状がなかなか改善しない人は、この機会に東洋医学や漢方のことを知ってみてくださいね。
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